人間以上の客観性
AIフィードバックが若手社員の意識を変える瞬間
ラーニング事業本部 事業推進部 営業支援グループ
マネージャー 川村 彩様
新入社員(24卒)
白數 聖矢 様 沼田 章吾 様
大石 祥裕 様 熱田 朋美 様
導入背景・課題
- 2024年度は新卒採用を初めて実施する年であった。そこで、人材育成において、振り返りをどのように効果的に運用するべきかを模索するために導入。
- AIを活用したオンボーディングと育成の効果を検証するにあたり、新世代の新入社員がAIツールに抵抗なく適応できるのではないかと考えたため、新卒研修プログラムに導入を決めた。
解決策
- 就業時間の最後30分の夕礼タイムにて、内省と振り返りの記入を実施。翌朝の朝礼で、30分かけて、これらの振り返りの読み合わせを実施。
- 新入社員の多角的な視点を育成し、振り返りの質を向上させるため、部のメンバーが日替わりでフィードバック。
- AIの活用については、先輩社員がまず手本を示し、効果的なAIへの質問の仕方をレクチャーした。
- 新入社員同士でAI評価について話し合う機会を作り、各自が直面している課題を共有し、それらをどのように解決できるかを互いに考え、議論するよう促した。
効果
- 振り返りの習慣化と意欲向上AIコーチからの即時かつポジティブなフィードバックにより、「めんどくさい」と感じていた振り返りが「楽しみ」に変化した。これにより、振り返りを書く習慣が自然と身につき、日々の努力を実感できるようになった。
- 学習と成長の促進AIからの客観的なフィードバックや概念の説明により、新しい知識や視点を得る機会が増えた。また、AI評価機能を通じて自己の強みや改善点を認識し、意識的に成長する姿勢が培われた。
- コミュニケーションの補完上司や先輩に聞きづらい質問をAIチャットで気軽に尋ねられるようになり、情報収集や学習がしやすくなった。また、他部署に配属された同期の振り返りを読むことで、会社全体の状況把握にも役立った。
振り返りが「めんどくさい」から「楽しみ」へ
沼田 様
元々は振り返りを書くことはめんどくさいと思う方であったが、書くとリフレクこ(AIコーチ)からすぐにフィードバックがもらえることが、めんどくささを緩和しました。 主観が入らない、客観的な視点からフィードバックをくれるので、内容にも納得感があり参考にすることができた。この点は人間より優れているように感じました。
熱田 様
振り返りを書くと必ず、リフレクこ(AIコーチ)が「素晴らしいですね!」などポジティブな言葉で、フィードバックを始めてくれるので、「今日も頑張ったな」という実感を得ることができました。 また、フィードバック中の「もっと良くするために、、、」という内容が参考になり、次の行動の指針を示してくれるので、自然と「次はこうしてみようと」思うことができました。 6月以降は各配属先に分かれたため、他の事業部に配属になった同期の振り返りを読むことで、自分の他の部署ではどのようなことが行われているのか知る機会として活用できました。
大石 様
書いた内容をリフレクこ(AIコーチ)が要約や別の形で言語化してくれるのがよかったです。例えば、振り返りの内容に対して、「・・・について頑張ったのですね!」や「データドリブンアプローチ」、「クリティカルシンキング」など、やったことを概念化し、教えてくれるので、それらを再び自分で調べることで、知識を増やすことができました。
大石さんの振り返りとAIコーチのフィードバック
白數 様
自分が知らない知識を増やすことができました。具体的には、研修で新しく言葉や、考え方などを学んだ際に追加説明をリフレクこ(AIコーチ)に教えてもらっていた。説明によって、自分とは別の視点を知ることができ、物事を多角的にとらえることができるようになりました。
白數様の振り返りとAIコーチのフィードバック
強みと弱みを他者と共有、改善
大石 様
AI評価では良い評価と、悪い評価が「なぜその評価なのか」まで、解説されているのが良く、どのように振り返りを書くべきか、また行動すべきかを考えるきっかけになりました。 具体的には、「働きかけ力」が低かったので、学んだ内容を他者に共有することを意識して、振り返りを記入するようになりました。意識的に記入することで、AI評価の点数も良くなりました。また、振り返りを記入する時だけでなく、仕事内でも働きかけを行うことが自然と意識できたと思います。
白數 様
AI評価が伸び悩む項目についてその理由について自らで考えました。評価を上げるためにはどのように書けばいいのかを考えるきっかけになり、考える力が鍛えることができたのではないかと思います。また、「働きかけ力」が他の項目に比べて評価がつきづらいので、同期で「なぜつきづらいのか」「どうしたらつくのか」を話したりしました。自身としては、自分主体で文章を書くのではなく、「他者とか関わる中で、、、」のような他者思考を考慮するのが大事なのではないかと考え、意識しました。
AIチャットで質問しづらい雰囲気とサヨナラ
沼田 様
上司やメンターの方の日々の業務の忙しさを見ていて、質問内容によっては質問するのが申し訳ないなと思ってしまうこともあるので、リフレクトは気を使わないで質問できるのが良い。 上司の方が自分の代わりにAIに質問をしてくれて、AIからの回答を見ることで学びになりました。
熱田 様
先輩社員の方に実際のAI活用方法を見せてもらったことにより、活用方法のイメージを持つことができて、いろいろな質問をすることができました。 具体的には、一般的なことで、先輩に聞くほどでもないけど、知りたいことをAIチャットで気軽に質問することができたのでよかったです。
日常的にも使いやすい
白數 様
振り返りに自動でフィードバックが来るため、リフレクトは日常的に使いやすいAIだと感じました。正直、これほどAIを使うことは今までありませんでした。
マネージャーのお立場から
川村 様
現場に送り出す側として、今回の利用の目的は、「新入社員の共通の話題、考えることとして、振り返りを存在させ、研修中に振り返りの習慣を身につけて、現場に送り出すこと」を掲げていました。この目的は果たせたのではないかと思います。
一人ひとりの文章に時間をかけて的確なアドバイスをするのは、リソース的に難しかったためそこはAIを頼りにしていました。結果としては期待通りにAIが働いてくれ、私は「今日もおつかれさま」「この視点良かったね」「明日も頑張ろう」「なんかあったら声かけて」など、人としての応援の言葉や温かみのあるコメントに注力できました。これにより、AIと人間それぞれの長所を活かした、バランスの取れたフィードバックを提供できました。